編み物で街を彩る 昭和通りでヤーンボミング(茨城・ひたちなか市)
編み物でくるまれた街灯

 カラフルな毛糸の編み物で街なかを彩るイベント「ヤーンボミングdeひたちなか」が、ひたちなか市のJR勝田駅東口の昭和通りで行われている。
 彩られているのは、駅前から東石川1丁目の交差点にある24基の街灯の基の部分。同市などの編み物作家でつくる集団「あみもんどころ」が企画した。展示は1月末まで。
 ヤーンボミングは、毛糸を使って、日常の景色を一変させようという世界的なアートプロジェクト。
 同市での開催は2020、22年度に続く3回目。今回は、市誕生30周年記念事業の一環。
 街灯をくるんだ編み物の制作には、約100人が関わった。市内でワークショップを開いたり、全国の編み物愛好家に協力を呼びかけたりした。
 編み物には、市内の国営ひたち海浜公園のネモフィラの花や、虎塚古墳の石室壁画など、同市ゆかりの装飾が施されている。
 同集団代表の河本珠美さんは、「編み物を楽しみながら、通りを散歩してもらえたら」と、話している。

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