日本百名山の一つの筑波山(標高877m)は、紅葉の名所としても知られる。筑波山では12月1日まで、「筑波山もみじまつり」が開かれている。
紅葉は、山頂から色づきはじめ、山裾に降りていく。つくば観光コンベンション協会では、「山頂」「中腹」「山麓(さんろく)」に分けて見頃を発表していて、11月18日現在で、山頂は見頃、中腹と山麓が色づき始めだ。
筑波山の紅葉を手軽に楽しむなら、ケーブルカーを利用するのがおすすめ。ケーブルカーの発着点の宮脇駅周辺は、筑波山でも一番の紅葉の見どころ。モミジの木の赤が一面を染める。山頂までは8分。車窓からはさまざまな樹種の紅葉が楽しめる。山頂の展望台からは、山裾に広がる紅葉が見下ろせる。
12月1日までの土・日曜、祝日と、11月21・22日は、午後8時までのケーブルカーの夜間運行と、もみじのライトアップも行われる。つくば観光コンベンション協会☎029・869・8333。