水戸市の邦楽サークル「玄音(はるね)」の第15回記念演奏会が10月29日午後1時から、水戸市泉町の同市民会館で開かれる。入場無料。
同会は、箏(こと)と尺八を趣味にするメンバーで2007年に結成。「日本の伝統音楽の魅力を伝えたい」と、幼稚園や小中学校、高齢者施設などでのボランティア演奏を軸に活動している。現会員は80代までの20人。
演奏は古典から現代曲まで12曲。秋の情景を豊かに表現する「花紅葉」、日本の4名園の四季を描写した「偕楽園」のほか、「いい日旅立ち」などのポップスも演奏する。
箏は、通常の13弦と、低音が出る17弦も使って演奏する。語りを交えた「つるのおんがえし」も披露する。
「自分たちも楽しみながら演奏します」と、会表の鯨岡敬子さん。