盲導犬育成ボランティア募集 いばらき盲導犬協会(茨城・ひたちなか市)
盲導犬の候補犬として生まれた子犬

茨城再見聞

 ひたちなか市東石川の「いばらき盲導犬協会」は、盲導犬育成のための各種ボランティアを募集している。同協会は2012年に設立した全国で最も新しい盲導犬育成施設。毎年、4、5頭の盲導犬を育て上げている。

 募集しているボランティアは繁殖犬飼育ボランティア、子犬飼育ボランティア、広報犬飼育ボランティア、イベントボランティア。

 それぞれの役割は次の通り。「繁殖犬飼育」は、盲導犬の親になる犬を飼育すること。「子犬飼育」は、盲導犬候補の子犬を、1歳ごろまで約1年間飼育すること。「広報犬飼育」は、協会が保有するPR犬(広報犬)を、引退(7歳)まで飼育すること。「イベント」は、同協会の各種活動を支援すること。

 それぞれ、年齢、家族構成ほかの条件があり、決定前には面談も行う。

 同協会代表の斉藤つぎさんは、物心ついた頃から犬と共に暮らし、中学時代に「ロバータ さあ歩きましょう」という本に出合ったことが今につながる。同書は、視力を失った著者と盲導犬の物語。斉藤さんは、「盲導犬育成ボランティアは、愛を注ぎ、愛をいただき、愛をつなぐ仕事です」と話している。

 問い合わせ、申し込みは、同協会のホームページから。

 

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