巨大クレーンや、うずたかい資材の山を見上げながら外国籍のタンカーとすれ違うなど、非日常感あふれるクルーズ体験ができる鹿島埠頭（神栖市東深芝）の遊覧船ユーリカ号（１６トン）が、１０～１２月の特定日に、夕方から夜にかけての特別運航を行う。運行のタイトルは「鹿島港工場夜景クルーズ」。
クルーズするのは、鹿島港のＹの字状に広がる航路。クルーズ時間は約１時間。
鹿島港を含む鹿島臨海工業地帯は、工場の数えきれぬ照明が織りなす夜景の美しさでも知られ、カメラを携えて遠方からやってくる人がある。特別運航のクルーズは、いつもとは違ったアングルから、夕方と夜の同工業地帯を眺める機会になる。「空の色がオレンジから藍色へと移ろい、やがて工場の明かりが主役になる」と鹿島埠頭の川又利枝さん。
実施日は次の通り。１０月５・１９日、１１月２・１６・３０日、１２月７・１５・２１日。開始時間は午後４時半から５時１５分の間で、日によって違う。参加費は大人３０００円、子ども１５００円。定員各日２４人（先着順）。申し込みは電話で同社０２９９・９２・３０３３（平日午前９時～午後５時）。同社ホームページからも申し込める。
