愛される懐かしの味 加寿美屋(茨城・水戸市)
甘食(右)と、カステラでようかんを挟んだ菓子「シベリア」

 水戸市本町のハミングロード沿いにあるパンと洋菓子の店「加寿美(かすみ)屋」は、創業87年。あんぱん(150円)、シベリア(170円)、ジャムロール(1カット130円)、甘食(90円)など、懐かしいパンや菓子がそろい、世代を超えて愛されている。
 甘食はなかでもファンが多い一品。製造方法も味付けも、「創業以来変えていないんです」とは、3代目店主の鷺裕治さん(57)。
 一口食べると、やさしい甘さとミルクの香りが広がり、素朴な味わいにどこかほっとする。「3世代で来店されるお客さまも多い。素朴で懐かしいと感じる味が、皆さんの思い出になってくれたらうれしい」と、鷺さん。
 シュークリーム(170円)やマドレーヌ(200円)などの洋菓子や、サンドイッチなどの総菜パンもそろう。
 不定期でパンや菓子の新作も登場する。午前10時~午後6時。第1・3水曜と、第2・4日曜定休(変更する場合あり)。同店℡029・221・3253。

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