常陸大宮市の諸沢地区の山間部を走る「諸沢悶(もん)絶マラソン大会」がこのほど、諸沢西地区センターを発着点に開かれた。
開催は昨年に続き2回目。地元住民手作りの大会で、コースの草刈り、選手の案内、選手への差し入れなど、運営の仕事のほとんどを手弁当で行った。
今回のコースの距離は約30km。参加者は67人。健脚自慢ばかりではなかったが、アップダウンの連続に表情を歪める場面が目立った。
大会の立ち上げの中心になったひたちなか市の星研一さん(43)と、地元の堀江敏夫さん(68)は、「参加者の多くは、難コースに苦しみながらも、諸沢の自然と地元の人たちとのふれあいを楽しんでくれたと思う」と、声をそろえた。