朝焼けに染まる富士など37点 鹿嶋勤労文化会館で潮来市の郡司さん写真展(茨城・鹿嶋市)
富士山を撮影した展示作品の一つ「朝光」。前夜の真っ暗な時間帯からカメラを構え、心に描き続けた瞬間を捉えた

  富士山を撮影して約20年の写真愛好家、郡司忠則さん(潮来市、61)の写真展「自然の感動を共に」が、鹿嶋市宮中の鹿嶋勤労文化会館内スクエアギャラリーで開かれている。2月24日まで。

 展示は、富士山の写真17点のほか、県内外の四季折々の自然風景などで、計37点。富士山の写真は、夜中からカメラを構え、夜明けの時間帯に、雲や雲海、朝焼けの空とからめて撮影している。現場の空気感まで伝わってくる写真が、郡司さんの持ち味。

 展示写真のサイズは、新聞を見開いた大きさのA0サイズ(84・1cm×118・9cm)など、大きなサイズが多い。

 「自然の美しさを追い求め、心打たれた瞬間を切り取っています。自然の壮大さ、美しさを一緒に味わってもらえたら」と、郡司さん。

 入場無料。午前9時~午後5時開場。24日は正午まで。月曜休館。問い合わせは、同館☎0299・83・5911。

 

 

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