釣り場にモツ煮の季節 潮来マリーナ(茨城・潮来市)
モツ煮を持つ村山さん(中央)ら

  寒さをものともせずに釣りを楽しむ人たちの拠点、潮来市釜谷の「潮来マリーナ」に、モツの煮込みの季節が到来している。モツの煮込みを、冬季限定で提供しているのは、同マリーナ内の食堂「渚食堂」。そのおいしさは、口コミで、釣り人以外にも知れ渡り、地元の一般住民が持ち帰りに用に購入していくこともある。

 「特別なことは何もないよ。わが家の家庭料理が原点」と食堂を切り盛りする村山明子さん(55)。とはいえ手間暇は掛けている。モツを煮ては、油を捨てるという作業は、4回繰り返す。完成までに掛かる時間は4時間。毎朝、7時に作り始めるという。

 同マリーナは、釣り愛好家のボートの停泊所であり、一部は釣り堀にもなっている。オープンしたのは35年ほど前で、モツの煮込みは、オープン当初から提供しているという。

 モツ煮は定食900円、単品の持ち帰りは550円。営業時間は午前11時~午後2時。モツ煮単品の持ち帰りは、午後4時まで対応。販売はゴールデンウイーク頃まで。同店☎0299・67・5276。

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