笠間市東平の洋菓子店「くりーむ」はこのほど、栗のペーストなどを製造する栗の加工場を施設内に新設し、自家製栗ペーストを使ったスイーツの販売を開始した。
同店オーナーでパティシエの伊藤修二さんは、東京・広尾の有名菓子店「ル・プロッテ」(現在は閉店)などで研さんを積んだ後、1997年に同店をオープン。地元笠間産の栗を使ったさまざまなスイーツを提供してきた。
今回の加工場の新設は、「笠間の栗で、より品質の高い栗のペーストを作り、さらにおいしいスイーツを提供したい」との思いから。契約農家から仕入れた栗を、さらに厳選して使用するなど、手間暇をかけて製造している。
▲ペースト作りの様子
同ペーストを使った商品には、「新栗作りたてモンブラン」(1296円、販売は土・日曜、午前11時から午後6時の間、限定10個)などがある。
販売はテークアウトのみ。予約可。午前10時~午後7時。水曜定休。同店☎0296・77・9918。