旧岩瀬町(現桜川市)出身の版画家・秋山静さん(1932~2000年)の作品展「エロティシズムただよう 秋山静 『青』の世界に遊ぶ」が7月15日から、筑西市丙のしもだて美術館で開かれる。9月24日まで。
同館の夏季所蔵品展。秋山さんは、油彩画を描いた後、版画に転向し、寄木版画による青のグラデーションの表現にたどり着いた。
美術団体展「新構造社展」を中心に活躍し、受賞を重ねた。同社展の版画部門には「秋山賞」が設けられ、今なお、「秋山の青を超える青は生まれていない」と称されている。
展示は約30点。神秘的でエロティシズムな雰囲気の漂う「青」の世界を紹介する。
入館料一般210円、高校生以下は無料。月曜休館(7月17日、9月18日は開館し、翌日休館)。同館☎0296・23・1601。