陶のひな人形展「陶のひいな 麻衣子雛（まいこびな）」が、笠間市下市毛のギャラリー桜で開かれている。ひな人形は、同ギャラリー主宰の寺崎啓子さんの新作「麻衣子雛」で、展示は新作約２０組。
寺崎さんは、陶びな作りに取り組んで約３５年。人形の着物には、柔らかなちりめん布の風合いを持たせ、若草やもえぎ、山吹などの日本の伝統色にこだわって色付けしている。ミニサイズもあり、自分用に購入する女性も多い。
日本工芸会正会員の福野道隆さん製作のひな台、草花をモチーフにした絵付けが印象的な大貫博之さん製作のびょうぶや小物も並ぶ。会期は３月３日まで。午前１０時～午後４時。月、火曜定休。同ギャラリー☎０２９６・７２・０８０３。
