アーティスト 立花文穂展 水戸芸術館で開催中(茨城・水戸)
球体9『機会 OPPORTUNITIES』2021年

 文字、紙、本を素材・テーマに制作するアーティストでグラフィックデザイナーの立花文穂(ふみお)さんの個展「立花文穂展 印象 IT‘S ONLY A PAPER MOON」が、水戸市五軒町の水戸芸術館現代美術ギャラリーで開かれている。10月10日まで。

 立花さんは1968年広島県生まれ。製本業を営む家に生まれ、幼い頃から紙や印刷物、文字が身近にあった。1995年の個展開催を機に、国内外で作品を発表。2007年からは、責任編集とデザインを自らが担当し発信する媒体として「球体」の発行もしている。

 立花さんの美術館での個展は今回が初で、四半世紀にわたる活動を振り返る内容。展示は、2021年開催の「東京ビエンナーレ 2020/2021」で発表した、活版印刷機を楽器と見立て、ギターや鍵盤とコラボレーションした作品『機会 OPPORTUNITIES』ほか、約300点以上。

 入場料一般900円、高校生以下と70歳以上は無料。月曜と9月20日は休館(9月19日、10月10日は開館)。同館☎︎029・227・8111。

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