鉾田市箕輪の宿泊施設「いこいの村涸沼」のロビーで、市内の根本光義さん(73)と、松本かねさん(80)による2人展「趣味の工芸」が開かれている。
根本さんは元大工で、寄せ木細工の技術を応用して製作したテーブルやイスなどを展示。松本さんは、趣味にして30年ほどという皮製のバッグや着物のリメーク品などを展示している。
2人は近所同士。同施設で展示をすることになった根本さんが、松本さんを誘った。「前に作品を見せてもらったことがあり、すてきだったから」と、根本さん。松本さんは、作品の展示は初めて。「初日は、ドキドキして眠れませんでした」。作品は、押し入れにしまっておいたものだ。
「作品を見ていただいた人の声を励みに、これからも製作を楽しみたい」と、2人。展示は5月31日までの予定。見学は自由。