鹿嶋市宮中の鹿嶋勤労文化会館のギャラリーで、潮来市の写真愛好家、郡司忠則さん（６０）の写真展「自然・一瞬の出会い」が開かれている。夜明け前の富士山をはじめ、長年撮影に取り組んでいる四季の風景を収めた新作１６点を展示している。２月２７日まで。
写真はＡ３ノビサイズ。富士山の写真は、山梨県内の林道などから撮影した計５点を展示。「太陽が昇る直前に、予想もできない、すてきな色が広がる瞬間があるんです」と、郡司さん。現場の静けさや澄んだ空気も写し込んでいる。
福島県の裏磐梯、長野県の鏡池、御射鹿（みしゃか）池などで撮影した写真も並ぶ。
「大自然の変わらぬ営み、四季の移ろいの様子から、少しでも安らぎや活力を得てもらえたら」と、郡司さん。入場無料。午前９時～午後８時開場（２７日は午後３時まで）。月曜休館。同館☎︎０２９９・８３・５９１１。
