日立市の県北生涯学習センターで28日に開かれる講座「ロックへの道」は、ロックバンド「わるだくみ」のリーダーで、市内の寺門時夫さん(65)が講師。「ロックを、もっと好きになるきっかけになれば」と、寺門さん。
講座では、ロックの起源と、発展の歴史、日本への伝来などを説明する。ギターテクニックの紹介もある。
講座の開催は、ギターを教えていた先で、同センターが音楽講座の講師を探していると聞いたことがきっかけ。
寺門さんの音楽好きは中学時代から。姉のすすめでギターを始め、高校時代はフォークソングのバンドを組んだ。
わるだくみを結成したのは、13年前。当時会社員として、中国に赴任していた。メンバーは、日系企業などに勤める日本人4人。ライブハウスのほか、企業のパーティーなどにも呼ばれて演奏した。
9年前の帰国後もバンドは継続。メンバーが遠方に暮らすため、パソコンの県立笠間高 メディアアート部の3人ネット回線経由で練習を重ねている。
講座は、わるだくみのライブの宣伝をしたいという狙いもあった。同バンドは、福島・いわき市で10月5日に開かれる「いわき街なかコンサート」に出演予定で、「俺たちの音楽を聴いてほしい」と、寺門さん。演奏は午後1時50分から。
講座の受講料は1000円。定員30人。申し込みは、同センター0294・39・0012(月曜休館)へ。