
旧友部町、旧岩間町との合併20周年を迎える笠間市は、合併20周年記念ロゴマークをデザインした県立笠間高校2年、榎本羽那(はな)さんに、感謝状を贈った。
ロゴマークは、昨年9月に、同市が同校へ作成を依頼した。同校は、自由参加のコンペ形式で生徒に作品を募り、29人の34作品から応募があった。校内審査で10点に絞った後、同市が1点を選定した。
榎本さんが制作したロゴマークは、青色を基調に、市の花のキクと、市の木のサクラ、名産のクリを配置したもの。榎本さんは、「一目で分かるようにデザインした。多くの人の目に触れることを考えると、大変うれしい」と話した。
同校で行われた感謝状の授与式には、山口伸樹市長も参加した。山口市長は、「笠間らしさが表現されている。市民と共に、20周年を盛り上げるきっかけにしたい」と話した。
ロゴマークは、「笠間つつじまつり」などのイベントポスター、封筒、名刺などに印刷される。
合併は、2006年に行われた。来年3月で20周年となる。