過去最多の1790体がお出迎え 鹿島セントラルホテル(茨城・神栖市)
エスカレーター越しに観賞する来館者。動画を撮る人が多い

 神栖市大野原の鹿島セントラルホテル恒例の「ひな祭り」で今年、過去最多の1790体のひな人形が来場者を迎えている。

 一番の見どころは、ホテル新館1階と2階を結ぶ大階段。36段の階段がひな壇になっている。階段両脇のエスカレーターに乗れば、間近に見学することができる。展示数は590体だ。 

 展示数では、新館1階のモールエリアの方が多い。こちらは、約1100体。平らなフロアの幅約10mの範囲に9列に並ぶ。ひな人形の間に通路を設けているのは、「写真を撮って楽しむ人のため」と同ホテルの担当者笹原美絵さん。

 同ホテルは今年10月に売却の計画があり、ひな祭りの来年以降の予定は白紙だ。過去最高の展示数にしたのは、「出し惜しみしてはもったいない」という思いと、「最後だとしたら、有終の美を飾りたい」という思いが重なったものだという。

 買い物のついでに見学にきた鹿嶋市の渡辺洋子さんと松本みゆきさんは、「初めて見たけれど、すごい」と驚いた。

 ひな祭りは3月3日まで。

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう