ひたち大煙突フェス 共楽館で23日(茨城・日立市)
昨年の会場(実行委員会提供)

 イベント「ひたち大煙突フェスティバル~大煙突と鉱山電車」が2月23日、日立市白銀町の共楽館(きょうらくかん)(現日立武道館)とその周辺で開かれる。
 主催は、「大煙突とさくら100年プロジェクト」。市のシンボルの大煙突とサクラの歴史を語り継ごうと開いているもので、3回目。

 大煙突は、旧日立鉱山の煙害を防ぐために、1914年に建設され、当時は世界一の高さを誇った。周辺には自然環境を回復させるために、サクラが植樹された。煙突はその後、93年に倒壊し、現在は約3分の1の高さになっている。

 内容は、展示、音楽や読み聞かせなどのステージ、約15の露店が並ぶ「令和シン会計市」など。

 展示では、特に「鉱山電車」にスポットを当て、電車の模型やジオラマ、当時の写真などをそろえる。ステージでは、同プロジェクトで制作し、このほど完成した絵本「大煙突とさくらのまち」のお披露目と読み聞かせなどが行われる。屋外イベントは荒天中止。
 時間は午前10時~午後3時。詳細は、同プロジェクトのフェイスブックとインスタグラムで紹介している。

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