
水戸市の女性団体「国際ソロプチミスト水戸」がこのほど、同市三の丸の県立図書館に、児童図書31冊を寄贈した。
同団体は1979年の「国際児童年」から毎年、同館に児童図書を寄贈していて、47回目。寄贈冊数は1万5584冊になった。
国際ソロプチミストは、専門職や管理職の女性たちで組織する世界的な奉仕団体。寄贈する本は、同団体の精神に基づいて選んだもの。今回は、ジェンダーやヤングケアラーに関するものなど、子どもの権利の調べ学習に役立つ資料となった。
同水戸会長の皆川睦子さんは、「ささやかな思いで、継続してきた。少しでも多くの子どもたちに読んでもらえたら」と話した。同館長の戸祭勝典さんは、「寄贈の継続にはご苦労が多いはず。本は大事に活用したい」と感謝した。