
常陸太田市のハンドベルサークル「アフェット」(12人)の結成20周年記念コンサート「ハンドベルミニコンサート」が5月25日午後2時から、同市西二町の梅津会館で開かれる。
「ハンドベルの音色の美しさに長年魅了され、癒やされてきた。生の演奏を楽しんでもらえたら」と、代表の黒沢留美子さん。入場は無料。
ハンドベルは、イギリスの教会から生まれた楽器で、「天使のハーモニー」とも言われる美しい音色が魅力。
同会は、子育てサークルのメンバーだった母親たちで2002年にスタート。子どもが成長したことから、「自分たちが楽しめることを」と、ハンドベルに挑戦することに。
1つのハンドベルは1つの音程しが出せないため、演奏には40個ほどのハンドベルを使う。同会では1人2~4個を受け持っている。
「1人欠けても、演奏が成り立たない。この責任感や充実感も、会が続いている理由かな」とは、メンバーの1人、塩原慶子さん。
同会は3年前に20周年を迎えたが、コロナ禍でコンサート開催は断念していた。だが、「今を逃すと心残りになる」と、一念発起して開催を決めた。